2.3着のを予想する
競艇において、インが強いことは前回書いたことですが、2着、3着を当てることができなければ勝つことはできません。
そこで、次に入着する可能性が高いのが、2コースです。
本番では、スタート展示と違うスタート隊形になることが多々あります。
これは内側が有利だからこそ、みんな内側のコースを取りたいということです。
ベテランの選手になるとイン屋と呼ばれる常にインに入る選手もいるくらいです。
しかし、2コースは、基本サシで上位着を狙いますが、それを阻もうとするコースがいます。それが、3コースと4コースです。
3コースからのまくり差しがしっかり決まれば、2コースは引き波に嵌り沈みますし、4コースからの2番差しで内側を鋭くえぐられれば、スピードを持って、
差すわけですから、先に進むのは、4コースからスタートした選手になります。
しかも、4コースの艇は、2コースの艇に合わせるように旋回するので、
2コースの艇は、その波にはまり、失速していきます。
これだと2コースはあまり有利なコースに聞こえないかもしれませんが、そんなこともないのです。
まくり差しも2番差しも比較的難しいテクニックです。そのため、それほど多く見られません。
さらに最近は、全国的に低出力モーターに切り替わり、3コースからのまくりザシは以前より減ったように思います。
レースを見ていても、まくり差し失敗で沈む3号艇を多く見ます。
スタートを決めて、しっかりとサシに構え、インが回ったところをスピードを持って差すと、3着以内に残る可能性が非常に高いです。
それは、選手のコース別成績を見ても、一目瞭然だと思います。
全国の点数が低い選手でも、1コース、2コースの成績は、ほとんどの選手が良いです。
成績が悪い選手は、逆に注意が必要です。
ですので、2コースの艇は積極的に3着以内に狙っていきましょう!!
一番頭にくるのが、2コースからのまくるパターンです。
決まれば良いですが、旋回半径のないところからのまくりはほとんどの場合、大外まで飛んでしまい5.6着になります。
つまり大事なのは2コースの選手のコース別成績が安定しているかどうかです。
ボートレースのホームページから確認することができるので、しっかりと見極めて舟券の予想を立てていきましょう。